カラスの糞には要注意!悩ませるカラス被害の対処方法

道路や屋根によく目にするのが、鳥の糞でしょう。その多くはカラスの糞で、いたるところが汚されてしまっています。車のフロントガラスや自転車のサドル・ベランダなど、さまざまな場所を汚されてしまっているかもしれません。カラスの被害を受けている方も多くいるでしょう。一体なぜカラスの糞をつけられるのでしょうか。また掃除をするにもどうやったら効率的に汚れを落とせるのでしょうか。

頭を悩ませているだけではなく、追い払ってもすぐに戻ってくるカラスに向き合って、解決することが大切です。今回の記事ではカラスの糞について詳しく解説し、被害に合わないためにできる対処法をご紹介します。

 

1. カラスの糞被害は見た目だけではなかった

普段よく目にする鳥の糞の多くは、カラスによるものが多く見た目もよくないとお悩みかもしれません。しかし見た目だけの被害にとどまらないのが、カラスの糞です。ここではカラスの糞がもたらす被害について、詳しくご紹介します。

1-1. 悪臭と不衛生な環境へ

ひとつやふたつなら汚れを落とせば気にならないかもしれません。しかしいくつもの糞によって、汚れた環境をつくられてしまうと話は別です。見た目の汚れだけではなく、不衛生な環境になってしまうからです。さらに糞による悪臭も漂うため、掃除をするにもどうやって対処してよいかわからなくなります。カラスの糞は乾燥すると掃除もしにくいため、見た目だけではない悪臭や不衛生な環境を改善しにくくなるでしょう。

1-2. 病原菌や雑菌を含む糞による体調不良

カラスの糞には、アレルギーや体調不良を起こす病原菌や雑菌が含まれています。なぜならば生ゴミや木の実から、なんでも食べてしまう雑食性だからです。そのため小さい子どもやアレルギー体質がある方は、体調を崩す可能性があるでしょう。掃除をする際には、注意しなければなりません。

1-3. 屋根や車の塗装をも剥がす

屋根や車にカラスの糞が付着したままにしておくと、塗装が剥げてしまい修復費用などがかかります。カラスの糞は酸性になるため、付着したまま放置してしまうと腐食してしまうからです。触ると不衛生だけではなく、器物をも害してしまうため放置したままにしないようにしましょう。

 

2. カラスの被害は糞だけではない

カラス被害は糞だけにとどまらず、私たちの生活を常におびやかしています。鳴き声や足音の騒音などのほかに、威嚇のため攻撃されることなどが考えられるでしょう。加えて、自治体のゴミなどをあさるようなことも考えられます。

2-1. 自治体のゴミなどを散乱させる

ゴミ収集所を荒らすカラス被害は、地域住民の悩みの種といえるでしょう。どういったゴミでも荒らして巣に持ち帰ることが多く、破れたゴミ袋はそのまま放置されてしまいます。そのため風が吹けば道路や住宅地にゴミが運ばれてしまい、地域がゴミだらけになってしまうのです。地域の自治体でカラス対策をしていますが、カラスは繰り返しやってくるため被害も抑えられていないのが現状といえます。

 

3. なぜ被害を減らせないのか

カラス被害がこれだけ多くの人たちが受けているなか、いったいなぜ被害を減らせないのでしょうか。ここでは対策からくぐり抜けて生きている、カラスの習性をご紹介します。

3-1. 雑食性が高いのでなんでも食べて力にしている

カラスは雑食性の生きものになるため、ゴミから木の実までさまざまなものを食料として食べます。ゴミ収集所は格好の餌場になるため、カラスはなかなかその場から離れません。さらに庭の木の実から、畑で収穫する前のミニトマトなども、なんでもおかまいなく食べてしまうのです。どういった環境でも生きられるサバイバル力が、カラスには備わっているといえるでしょう。

3-2. 記憶力が抜群で学習能力が高いから

窓を開けてカラスを追い払っても、すぐに舞い戻ってくることがあります。それはカラスが「また窓を開けて怒るだけ」と学習して、怒られるだけで被害はないと知っているからです。カラスの学習能力はたいへん高く、記憶力も抜群です。一度経験したことで、安全性のある事柄には動じないことが多いでしょう。カラス除けグッズがなかなか効かないのは、カラスがつねに学習しているからです。

 

4. カラスの糞に向き合う対処法

カラスの糞被害を広げないために、しっかりと向き合うことが必要です。ここではカラスの糞被害にあった際にできる、対処法をご紹介します。

4-1. カラスの糞を掃除する際は注意が必要

カラスの糞にはさまざまな病原菌などが含まれているため、掃除をする際には注意が必要です。素手で触らず、マスクをして除菌ウエットシートなどでふやかして取り除きます。カチカチに乾いているのをホウキなどで掃いてしまうと、空気に病原菌を漂わせてしまうためかならず洗い流して拭き取りましょう。

4-2. 専門業者に依頼して対策グッズを設置してもらう

カラス除けグッズなどは豊富にありますが、効果的に使うためには専門業者に依頼するとよいでしょう。プロの知識によって設置方法は異なり、素人が対策を講じても効果が期待できないからです。カラスは頭がよい生き物なため、プロの知識や技術を借りることでしっかりと被害に対処できます。

 

5. まとめ

カラス被害にあって悩まされている方は多くいるものの、なかなか問題解決にならないのが現状です。毎日の出来事でカラスに向き合っていても、精神的にも疲弊してしまうでしょう。自分で対策を講じるのもひとつの方法ですが、プロの専門業者にお任せするのが確実に解決への道に進めます。

その際には無料で相談できて現地調査も可能な「株式会社エーライフ」にお問い合わせください。プロの知識と技術で、カラスの糞による被害から解放いたします。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。