- 山間部では、昔からカラスに農作物を荒らされる被害に悩まされてきました。
また、都心部の家庭菜園などでも同様で、近年被害は多発しています。
- カラスは、早朝から活動します。鳴き声が非常にうるさく、安眠・リラックスができないなど、
問題が発生しており、人々に不快感を与えたり、ストレス障害などを引き起こす可能性もあります。
カラスが集まる生息場所の周辺では、糞による建物の汚染被害が多発しています。糞害は汚いだけでなく衛生面でも危険性があります。
カラスは巣に近づくと、威嚇・攻撃をします。頭上に飛来して威嚇したり、足で頭をたたいたりするなどの被害例があります。また、人の顔を認識し、特定の人を狙っているという説もあります。 また、まれに子犬・子猫などのペットが襲われる被害も起きているようです。
カラスによる鳥害の中で、最も多い被害が、住宅地・商店街・繁華街・マンションなどのゴミ置き場の荒らしです。ゴミ袋を破いて中の生ゴミを食べ散らかし、周辺を汚したり、対策ネットを口ばしで食いちぎってまでエサを求めます。また、ゴミから釣金ハンガーを取り出し、巣の材料にすることもあります。電柱に巣作りしたために、感電事故・停電となるなど、二次被害を引き起こすこともあるのです。
カラスは、新鮮な生肉・生肉の脂肪・卵・フライなど、油っぽいものが好物です。山里に住む山カラスは、木の実・種子・果物などの植物や昆虫・小動物を食べますが、都市部に生息するカラスは生ゴミが格好の餌食となります。また、生ゴミを食すカラスは、特に栄養をつけ、繁殖力も強くなっています。
カラスは高い学習能力を持っている上、人間以上に色彩感覚が優れています。そのため、半透明のゴミ袋の中にあるものを判別し、生ゴミを見極めて、好物を獲得することが可能です。
また、仲間のカラスと鳴き声で会話する能力もあり、その高らかな鳴き声が鳥害の原因にもなっています。
カラスは、タカやフクロウなどの猛禽類に狙われないために、人々の生活環境を住処とします。3月~7月頃繁殖期を迎え、その間、巣にいる雛や卵を守ろうとするため、非常に攻撃的になります
カラスは、エサ場にとても強い執着心を持っています。そのためゴミ置き場にネットをはっても、その学習能力の高さから、ネットを破いたり避けたりして狙ったエサを逃しません。また繁殖期中に危機感が働くと、その相手を記憶し、威嚇・攻撃します。
- カラスにとって好物が溢れる人々の生活環境や田畑は、天敵も少なく、絶好のエサ場となります。
学習能力が高いため、一般的な対策法では、カラスが自らそこを離れようとはしません。
当社では、カラスの能力・特性を熟知した上で、二度と寄りつかないよう、対策・施工いたします!