鳩による太陽光パネルへの被害と対策について

鳩が太陽光パネルの下に住み着く理由

鳩は、下記の3点が揃うと好環境となることで集まります。

  • 餌場がある
  • 水取り場所がある
  • 安全な場所がある

農地にはもともとハトが「餌場」として集まっています。また、農業用水があることで「水を取る場所」も兼ね備えています。この時点では鳩の生活場所は別の位置にあり「餌と水」を求めて集まる場所に過ぎません。但し、その農地が造成され新築建屋が建造されます。現代の建物には、ほとんど太陽光パネルの設置があります。その太陽光パネルの下が鳩にとって「安全な場所」になるのです。

安全な場所とは外敵であるカラス・小動物に襲われない場所を指し、安全に子育てを行う営巣場所の事です。今までは餌場に通っていた鳩が、餌場に最も近い太陽光パネル下を安全な場所=営巣場所と認識したことで近年、新築から築12~13年の物件に最も被害が集中しているのが実態です。

一度巣を作った鳩は場所に対する執着心を非常に強く持ちます。嫌がらせや、巣の撤去だけではトラブルが収束することはなく、抜本的対策を講じない限り被害が継続するのも鳥害対策の難しい問題点です。

鳩が住み着いた際の被害

鳩が住み着くと、騒音や糞による被害が発生します。

また、鳩の糞は酸化反応が強く、太陽光パネルの土台に錆を引き起こすだけでなく、瓦の表面加工にも影響を与えます。また、放置期間が長引くと糞量が増える事から屋根からの落下糞害が発生し、衛生面での問題も今後ますます危惧されていく状態になります。

対策について

太陽光パネルが設置されている場所は平屋造りの建屋であっても高所の作業になります。

屋根からの落下は怪我だけではすみません。また、パネル下に鳩が侵入できない閉鎖工事にしても気密性の高い技術を必要とし、取り付ける製品や施工方法によっては、太陽光発電システムの保証が受けられなくなる場合もあります。

鳩の生態を熟知し、太陽光発電システムの保証が失効しない工法で対策工事が行える専門業者に依頼すると安心かと思います。

まとめ

鳩が住み着くことによって様々な問題が発生する可能性があるため、早期に対策をしていただくことをお勧めします。

 

株式会社エーライフは、鳥害対策工事を専門で行っております。

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